2007年12月16日日曜日

札幌圏、JR全線止まる 5時間超9万人影響 防護無線誤作動?

十四日午後三時五十分ごろ、札幌市北区のJR札幌駅周辺で運行中の複数の列車が、人身事故などの異常事態の際に停止を命じる防護無線を受信して停車した。このため、JR北海道は、千歳線の札幌-新千歳空港間など札幌駅を発着するすべての列車の運転を、五時間以上にわたって見合わせた。同日午後九時半ごろから全線で運転を再開したが、影響人員は少なくとも約九万五千人にのぼり、自然災害を除けば同社としては過去最大規模のトラブルとなった。
 JR北海道は同日、事故対策本部を設けた。同社によると、防護無線を発信したとみられるのは、札幌、苗穂、桑園の各駅周辺で運行していた十四本のうちのいずれか。同社は十四本の列車すべての防護無線三十六個を確認したが異常は見つからなかったといい、苗穂運転所などの車庫に格納して、原因を調べている。
 JRは、千歳線のほか、函館線の札幌-小樽、札幌-岩見沢の各駅間と学園都市線の札幌-石狩当別間の上下線で運転を見合わせ。同日午後十一時現在、札幌発旭川行き特急など計百九十四本が運休している。
 トラブルは帰宅時間とも重なったため、札幌駅の改札口付近などは会社員らでごった返し、JR社員が対応に追われた。JRでは、運休区間が多方面にわたったため、代行バスなどの代替交通機関を用意できなかったとしている。JR札幌駅周辺では、地下鉄や路線バスなどに乗り換える人の姿も多数みられた。

(北海道新聞より引用)

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