2008年3月11日火曜日

札幌経済活性化は女性がカギ 「雇用待遇改善なら個人消費をけん引」 日銀札幌支店

札幌には働き盛りの女性が多く、消費意欲も旺盛-。日銀札幌支店は十日、札幌経済の活性化のカギは女性が握るとするリポートをまとめた。パート従業員などに正社員並みの待遇を提供すれば、感度の高い女性が個人消費を引っ張り、低迷する道内経済の活性化につながるという。
 リポートによると、札幌では全女性に占める十五歳から五十九歳までの比率が全国平均を上回り、特に三十代から五十代の働き盛りが多いという。テレビを見たり、雑誌や新聞を読んだりする時間も、札幌の女性は全国主要都市で一番長く、「生活関連などの情報収集に熱心」(同支店)と評価する。
 二〇〇六年の民間調査によると、札幌の百貨店の売り上げ全体に占める婦人服比率も全国平均を上回っている。さらに〇四年の住宅金融支援機構調査でも、マンション購入のため同機構の融資を利用した女性比率も高く、「働き盛りを迎えている札幌の女性の消費意欲は旺盛」(同支店)と分析する。
 しかし、女性常用雇用者に占める正社員比率は全国平均を下回っており、待遇改善が進めば消費意欲はさらに高まりそう。上野正彦支店長は「女性の正規雇用比率が上昇すれば、好奇心旺盛で消費意欲の高い女性たちが札幌経済の活性化に貢献するのでは」と指摘している。

(北海道新聞より引用)

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