2008年3月24日月曜日

自慢の黒豚直売で 29日、生産者が店オープン 函館

函館市鶴野町の養豚場経営「青函トントン」(木村敏也社長)は二十九日、黒豚直売所「肉匠マル環(かん)きむら」を、市内湯浜町一二の一三の国道沿いにオープンさせる。自家飼料で育てた「函館男爵黒豚」を自社で加工し、対面販売する。生産者の豚肉直売は道南では珍しく、「生産者の顔が見える」畜産品販売の新しい試みとして、注目されそうだ。
 函館男爵黒豚は、木村社長が鹿児島産の黒豚を元に一九九三年から生産を開始。ゆでた地元産ジャガイモや乳酸発酵させたパンを餌に与えるのが特徴で、肉に臭みがなく、程よく脂身が入っているという。年間出荷数は八百-九百匹。
 従来は卸業者を通じ、スーパーなどで販売されていた。だが、品種や餌にこだわり生産しているにもかかわらず、安い外国産との価格競争にさらされるようになったことから、独自の販路の開拓を進めてきた。木村社長が昨年秋まで三年間、名古屋市の食肉加工業大手で技術を学び、実家の一部を店舗に改装した。
 ロースカツ用やしゃぶしゃぶ用など食肉中心に販売し、黒豚を使った加工品や総菜の品ぞろえも増やしていく考え。直売のほか、地元や札幌の飲食店にも直接卸す。
 木村社長は「自分で育てた豚だから店頭で聞かれて答えられないことはない。まじめに育てた自慢の味を地元で食べてもらいたい」と話す。

(北海道新聞より引用)

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