2008年5月11日日曜日

市の施設なのに札幌の条例違反 円山動物園広告(05/10 07:27)

札幌都心のファッションビル「札幌アルタ」(中央区南一西二)の壁面広告が、札幌市屋外広告物条例の面積基準を超えているとして、市は九日までに、ビルを運営する大手百貨店・三越(東京)に是正指導を行った。違反広告二つのうち、ひとつは市円山動物園のオフィシャルショップをPRするもので、市は「確認が足りなかった」と釈明している。
 ビルは地上八階建てで、問題の広告は壁面の北側と西側に一枚ずつ掲示されている。同条例は景観維持のため、市街化区域の壁面広告は壁面積の三分の一を超えず、なおかつ最大五十平方メートル以下と規定しているが、アルタの広告はいずれも約八十平方メートル(縦八・二メートル、横九・七五メートル)で、最大面積を六割超えていた。
 このうち、北側の広告は四月下旬、東京の会社が円山動物園内に開設した、同動物園の関連商品を扱う店のPR用で、エゾモモンガの絵とともに「そろそろ、行っとく?」と呼びかける内容。動物園側は「広告は会社が出した。園とは直接関係ない」とするが、札幌市の施設に関する広告が市条例に違反した「ばつの悪さ」に、広告物を所管する市建設局は「広告の掲示状態を調査確認すべきだった」と非を認める。
 三越アルタ営業部は「法令の認識不足。広告は速やかに改善したい」と話している。

(北海道新聞より引用)